「もし、子供が将来、困難に直面したら・・・」
そんな悪い想像が膨らむのは、僕が臆病者だからでしょうか?いえ、親であれば誰しもが抱く、切実な本能なのかもしれません。
僕は家族を守るため、あえて「大きくしない」という選択をしました。
これは、僕たち夫婦が家族を守るために小さな船を漕ぎだした生存戦略のお話です。
たれ家は6人家族と犬1匹の現代では比較的大家族。下は小3から上は高2まで、仲良く?暮らしている。この一家の自称大黒柱が僕ことたれめるとである。
特に子供たちが成人するまでは、何がなんでも頑張らないといけない。前作でもお伝えした通り、僕は臆病者である。
もし、子供が交通事故に遭って不自由な身体になったら・・・
もし、子供が何らかの理由で不登校になったら・・・
もし、重い病気をして・・・
など、悪い想像は大いに膨らんでくる。心配事の9割は起きないと言われるけど、1割は起きるんだよ。10%なんて簡単にひける数字だろう?とさえ思ってしまう。
リスク管理は必要なんだよ。何もなかったらそれでいいじゃないか。だからと言って、過保護に育てるつもりは毛頭ない。
僕はそんなに多くは語らないし、子供たち自らで考えることを優先したいと思っている。押しつけがましい保護ではなく、なんとかさりげなく守る仕組みはできないか?
そう思いながら、ずっと副業に取り組んできた。単にお金を稼ぐだけでなく、家族をさりげなく守る仕組みを作りたいと。
小型船『たれめると丸』の出航:家族を守るためのマイクロ法人
2021年8月、田舎の小さな町で小型船たれめると丸は出航した。僕と妻でマイクロ法人を作ったのだ。
小型船たれめると丸=マイクロ法人の出航である。
便宜上、船長は妻で僕は副船長。この小さな船に子供たちも乗船している。ただ彼らは今、乗っているだけだ。
僕と妻が向かう先へ一緒に出航している状態だ。雨、風、太陽の日差しを浴びながら、日々生活をしている。
時に旅に出ると知らない港で下船し、珍しい景色を見たり、地元の食べ物を食べたり。はたまた子供たちが向かいたい場所へ一緒に旅をしたりもしている。
彼らはたれめると丸に乗って、様々な経験をして心を育んでいる(と信じている)
小型船たれめると丸は、かけがえのない今を今しかできない体験を運んでくれる。
小型船でなくてはならない理由
ぜんぜん、大きな船でなくてもいい。
大きな船は立派だが、とても僕たち夫婦では管理できず意思決定の速さと家族との距離感に難しさが残る。
僕と妻、そして家族が乗れるちょうどいい小型船でいいのだ。故障して沈没してしまったら、家族もろとも海の中だ。
だから、小型船を大切にメンテナンスしながら航海するのがちょうどいい。家族の幸せを運ぶには小型船で十分すぎると思っている。
大型船で様々な乗組員と旅することも面白いだろうけど、僕たち夫婦は小型船でじゅうぶんだ。
船が大きすぎると、僕と妻だけでは操縦できないし、管理コストという嵐に飲み込まれ、肝心の「家族と過ごす時間」という燃料がなくなってしまう。
僕たち家族が乗れるちょうどいいサイズ感。それが僕たちの小型船(マイクロ法人)である理由だ。
小型船『たれめると丸』である最も重要な理由
『さりげなく守る仕組み』の肝になる部分だ。
子供たちが成人したとき、それは船を降りるタイミングだと思っている。彼らは社会という荒波に向かって、新しい船出をするだろう。
その時は、寿司や焼き肉でお祝いするだろう!成人したら一緒に飲もうと大切に保管しているお酒も楽しみだ。これが順風満帆で予想できる未来だ。
自分の足で、自分の選んだ将来へ向かって進みだして欲しい。これが親としてこの上なく望んでいる未来だ。
ただもし、彼らのうちの誰かが、万が一身体や心に障害が残るようなことがあって社会に出られない時、この小型船の船員として迎えることができるのではないか?
僕たち夫婦が先導する港を目指すわけではない。その子も立派な船員として、目的地に向かって尽力し、共に船を漕いでいくのだ。
若しくはが荒波に揉まれて、道半ばにして戻ってくる子もいるかもしれない。そんな時は小型船たれめると丸で再出航する道もあるではないか。
小型船であっても、世界へ向けて旅はできる。だから、新しいチャレンジの船出になる可能性だってある。5年、10年先はきっと個がもっと輝く未来のはずだ。
小型船を維持し続ければ、きっと子供たちの未来をそっと支えてくれるんじゃないだろうか。これが小型船たれめると丸である大切な理由だ。
ここまでくると、僕の臆病者さも筋金入りだ。破天荒とは無縁の人間だ。
でも願わくば、小型船たれめると丸に誰一人戻ってこなくていいと思っている。それが本来の自立だと思うからだ。時々、孫を連れて戻ってきてくれるぐらいがちょうどいい。
そしてできるものなら、子供が成人した後、妻と2人この小さな船でいろんな場所へ行きたい。2人だけで新しい景色を見たい、思い出の場所を訪れるのもいいじゃないか。
そして僕か妻が疲れた時、そっと小型船たれめると丸は役目を終える。それでいいと思っている。
どんなに傷んでも、僕たち夫婦にとっては誇らしい船に見えるだろう。そして家族と見たいろんな世界、僕と妻で見た2人だけの思い出の景色を胸に余生を全うしたい。
これは妻と2人だけの秘密だ
この話は子供たちにしたこともないし、するつもりもない。なんなら話をする機会なんて、ない方がいい。それはもちろん、甘えて欲しくないからだ。
逃げ道は隠しておくのが先人からの学びだ。
だからずっと知らずに成長の階段をのぼって欲しい。そして幸せになって欲しい。それが親としてのこの上ない願いだ。
妻もここまでは、僕の胸の内は知らないだろう。僕が酔っ払って熱弁した時、「ふ~ん」程度で聞いていたから。
でも、それでいいと思っている。もし万が一、時が来たら話せばいいだけだ。
副業で家族を幸せにする可能性は限りなく大きい
小型船(マイクロ法人)を大きくしたいと思う人もいるだろう。その考えを否定することはないし、どんどんその道へ進んで欲しい。
ただ僕らにとって小型船でじゅうぶんで、小さくても守れる強さを重視している。あなたが僕と同じように副業で家族を幸せにしたいと歩みだしているなら、大いに気が合うと思う。
規模がどうのこうのは、どうでもいい話だ。一緒に子供の自慢をし合いながら、お酒を酌み交わしたい。
そして、副業でうまくいかないところや、はけ口のない愚痴を言い合うのもいいだろう。孤独に家族のために進んでいるあなたを僕は心から応援したいと思う。
現実問題、なかなか同じ境遇の人は前後左右振り向いても見当たらない。抱え込んでしまって、押しつぶされる人も多くいるだろう。
でも、この記事を読んだあなたとは、きっと何かの縁で結ばれている。だから、遠慮なく、気軽にコメントしてほしい。
そして、まだまだ順風満帆とはいかない僕の副業人生の愚痴を聞いてもらえると嬉しい。これからの記事もご一緒してくれるとありがたい。



たれめるとさんの子供さん、奥さんは安心ですね😉 私も同じく子供のことだけは心配が尽きません。が、夫は正反対で
子供が病気になったらどうしようっていうと家から出て行かないから一生お世話してあげられるじゃん、とか。
中東情勢で第三次世界大戦とかなって子供達がお腹空かせたらどうする?って聞くと アフリカの貧困の国の子供達は食糧がなくても毎日成長してるよ、とか言ってきます😆
なので私も小さな船🚢でぼちぼちやってます。